今取りかかっている区画の開墾もあと少しのところまできた。
ここらへんまで進むと、もう一踏ん張りという感じがしてきて、
やる気が復活してくる。
開墾が終わるまで待ちきれずに畝を立てて植えたのは、生姜。
昨シーズン大好評だったので、今季は大幅に量を増やす予定。
土が良いのか、無肥料が効いたのか、ウチのショウガは一味違うような気がする。
グリーンピースがよく採れる。
最近は食い放題だ。
去年の春にはキヌサヤエンドウという近縁種をやったが、
あまりうまくいかなかった。
それで僕はもうやる気がなくなってしまったのだが、
今回は妻が違う畑でグリーンピースをやってみたら大成功。
畑の違いが一番効いていると思う。
大人になってからグリーンピースなんて買ったことないし、
母親の手料理か外食で食べた程度だが、
ほとんど外国産の缶詰だろう。
生の採れたてグリーンピースなんて、普通はそうそう食べられるもんではない。
勿論、無農薬で無肥料だが、病気もなくてよく育つ。
偶にヒヨドリにやられる程度。
こんなにうまくいくとは思わなかったから、少ししか植えてない。
来年は、もっと沢山育てて、売ってみたい。
ビニールハウスでの育苗が好調だ。
発芽が早いし、成長も早い。
露地でやるのとは全然違う。
肝心なのは大きく育ってからなのだが、
ハウス育苗が吉と出るのか凶と出るのか、まだ分からない。
実は、ハウス育苗に重点を置いている作物は、昨年売上に貢献できなかったものが多い。
昨年うまくいかなかったから、今年はやり方を変えてみるわけだ。
トマト、ナス、ピーマン、キュウリ、ズッキーニなどなど。
昨年ナスは良いものが採れたが、採れ始めた時期が遅過ぎた。
ズッキーニは、梅雨のせいで収穫期間がとても短かった。
カボチャは去年うまくいったが、欲が出てきて、もっと沢山採りたいのだ。
数年前、沖縄に旅行していたときに、島らっきょうを知った。
シンプルだけど、とても美味しかった。
それまで嫌いだったラッキョウを、初めて美味しいと思った。
ラッキョウは不味いと思い込むことになった原因は、
小さい頃食べさせられたパック詰めの酸っぱいやつのせいだ。
今でも大嫌いだ。
あれはマトモなラッキョウではない。
妻のお陰で自家製のラッキョウ漬けを食べられるようになったが、
これはまぁまぁいけるのだ。
島ラッキョウは小ぶり。
そこで、まだ収穫期になっていないラッキョウを未熟なまま収穫。
皮を剥いて、水で洗って出来上がり。
味噌を付けて食す。
あぁ、やっぱり美味しい。
ラッキョウは、これが一番美味しい。
島らっきょう「モドキ」かもしれんが、美味ければよか。
昨年は自生していたラッキョウしか採れなかったが、
今回は真面目に植えているので収穫量もそこそこ見込める。