カテゴリー別アーカイブ: 犬

渡渉(としょう)

大雨が降ると、この辺りには小川が沢山出現する。

畑に行く途中にも出現する。

普段は少ししか流れていないので普通に歩けるが、

川のようになってしまうといつも通りには歩けない。

人間よりはるかに優れた走行能力を持つ大吉君だが、

この手の川を渡るのは苦手だ。

人間様の渡ったルートを用心深く辿ってくる。

この濁流を見る度に勿体ないと思う。

落ち葉が降り積もって泥のようになった、

畑に良い土になるであろうところが、

一気に海へ。

山の自然が豊かな割に土が痩せているのはこのせいかと思う。

海に近いと仕方がないのだろうか。

実に勿体ない。

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マムシに咬まれる

4日ほど前、犬の大吉君が蝮(マムシ)に咬まれた。

実はこれが二回目。

一回目は酷かった。

五月の下旬だった。

半日くらいは動くのも辛そうで、ヨダレが止まらず、

口を大きく開けることが出来なかった。

ほぼ元通りの体調に戻るのに一週間ほどかかった。

だが、二回目はたったの一日でほぼ復活。

毒液の量の違いかもしれないが、

回数を重ねる毎に免疫が付いていくというネット情報が正しいのかもしれない。

ネットでいろいろ調べたところ、

雑種、中型犬、健康、と三拍子揃っていれば大丈夫という情報を散見。

病院には行かずに治ってしまった。

一枚目の写真は一回目の約 27時間後。

かなり痛々しい。

二枚目の写真は、一回目から 3日と 18時間ほど経ったとき。

腫れはまだ引いてないし、体の動きが鈍かった。

三枚目の写真は、二回目に咬まれてから 48時間後。

鼻の右のすぐ横を咬まれたのだが、跡が消えてしまっている。

咬まれた直後は血が出ていたのに。

上唇の根元の近くの黒いシミのようなのは、一回目の痕跡。

一回目から二ヶ月以上経っても消えず。

この辺りには、マムシに咬まれても平気がだった人がいたとかいう噂があるが、

そんな話も大吉君の免疫力強化を見ていると有り得る話だと思えてくる。

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藁葺き屋根

生まれて初めて藁葺き(わらぶき)屋根を作った。

ただし、犬小屋。

大吉君の犬小屋。

犬小屋の藁葺き屋根というのは、日本初、いや世界初かもしれん。

当初の計画では屋根全面を藁葺きにするはずだったが、

藁の枯れ草を一本一本取り除くうちに、

これは時間的に無理となり、上部だけとなってしまった。

屋根の木の部分は、杉に亜麻仁油(あまにゆ)を塗った。

藁も亜麻仁油もどの程度防水出来るのか分からない。

4月に大吉が来4月に大吉が来た直後から、

自分達で育てた麦で藁葺きの屋根の完成を目指してきたが、

いつの間にか約 5ヶ月も経ってしまった。

その間、プラダンの屋根で代用。

最近になって、プラダンを固定していたロープを大吉が食いちぎるようになった。

大吉が成長したので、小屋の中に入ると頭が当たるのが不快だったのか、

あるいはプラダンに不満があったのかもしれない。

プラダンもかなり破壊されてしまった。

今度の屋根は天井が高いので、居心地はいいはず。

頭でっかちで不格好に見える犬小屋だが、大吉はそんなことは気にしないに違いない。

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威嚇されてる?

夕方、犬の大吉(だいきち)を散歩に連れていくのが日課。

そのお散歩コースに猫ゾーンがあって、複数の猫達によく出会う。

すっかり大きくなった大吉君は、今や体重 11kg くらいの堂々たる体躯。

そんな大吉を威嚇してくる猫がいる。

「シャーっ」とか「ウゥー」とか鳴き、背中を丸めて飛びかからんばかり。

威嚇しているとかしか思えない。

そんなとき、大吉君の反応が面白い。

尻尾を降って近寄っていったり、

前足を広げて顔を低くする、「遊ぼうポーズ」をしたりする。

吠えたり、唸ったりはしない。

初対面の犬に対する態度に似ている。

こいつ、もしかして犬と猫の区別がないのかもしれん。

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大吉タッチ

大食いの大吉君がついに初仕事。

それは、スマホの「送信」ボタンを押すこと。

サーバーにアップロードしてあるロト6 の出目予想プログラムを、

大吉の肉球をタッチパネルに押し付けて動かす。

ガラケーなら無理。

新しい技術が、犬の活躍の場を増やしている?

今のところパッとした成果は上がっていないが、

人間の欲にまみれた指先よりも、

子犬の無垢な肉球でタッチした方が当たりそうな気がする。

名前も大吉だし。

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