自家用に徹する

これまで栽培した作物の中で、

幾つかのものは自家用のみのつもりで栽培している。

そのひとつがジャガイモ。

天草に引越して約 4年半が経過。

ジャガイモは年に二回ほど植えてきたから、

合計で8回程度は植えたことになるが、

商売になったのは一回だけ。

肥えた畑で育てるとまぁまぁ収量は上がるが、

回数を経る毎に病気が増加。

見た目が悪いのは味も悪く、売り物にならず。

一方、痩せた畑に植えると病気は少ないが、

収量が少な過ぎて商売にならず。

無肥料無農薬で商売としてやるのは無理と判断、

去年の秋ジャガは痩せた土地に植えた。

写真のように病気は目立たないし、味も良い。

全て自家用にして田舎ならではの贅沢を楽しんでいる。

グラウンドペチカ、別名デストロイヤーという品種。

今まで自分が食べたジャガイモで最も美味しい。

ただし、同じ品種でもお店で安く売っているのは全然美味しくなかった。

自然農法の本は何冊か読んだが、

ジャガイモがこれほど難しいという記述は記憶にない。

やはり実際にやってみないと分からないもんだ。

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絶好調

農作物の方は今ひとつだが、水のろ過装置は調子いい。
設置してから約 1.5年経過したが、徐々に調子が良くなってきた感じ。
何が良いのかというと、藻(も)だ。
藻の調子が徐々に安定してきた。
ポリ容器に藻が染み込んだような感じがして、
常に緑色の濃い藻が繁茂している。
こんなに藻が生えていても、
ろ過された水は超クリア。
ミネラルウォーター並だ。
そのへんの水道水よりも透明度は高いように感じる。
本「おいしい水のつくり方」によれば、藻が栄えれば栄えるほど微生物の活動が活発になり、
ろ過能力も上がるとのこと。
実際に使っていて、そう思う。

この「緩速濾過(かんそくろか)」というのは実に優れものだ。
普段、水が綺麗なのは当然としても、
梅雨時や台風のときの大雨でも水が濁ることは皆無。
ろ過装置に泥水が流れ込んでいることは間違いないのだが、
出てこないのだ。
藻が沢山浮いてきたら捨てるのだが、
これに汚れ成分が含まれているらしい。
なので、装置の中に泥が貯まり続けることはない。

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