先日、犬の大吉と砂浜をお散歩していたら、
見慣れぬ足跡があった。
多分、海亀(ウミガメ)だと思う。
卵を生んだのかは定かでない。
九州なら珍しくないことかもしれんが、
これだけ身近な所に来ていると驚く。
昨日の朝、畑に行くとカワラヒワが白菜の種採りゾーンに張っておいた網に引っかかっていた。
天草のカワラヒワはアブラナ科の種が大好物のようで、
何もしなければほぼ壊滅する。
関東地方では当たり前のように自生している菜の花が、
ここ天草ではあまり見かけないのはカワラヒワのせいだと思う。
埼玉にもカワラヒワは沢山いたが、
なぜかアブラナ科の種を食べているのは見たことがなかった。
なかなか器用な鳥で、昨年はこの網よりもワンサイズ粗いのを張っていたら、
簡単に網を通り抜けてしまい、種がかなり食われてしまった。
そこで今年は細かい網をわざわざ購入したのだが、
どこかに隙間があったらしい。
僕等が畑に着いて、急いで脱出しようとして隙間を見失ってしまったようだ。
この鳥は網を数本切って、逃してやった。
羽は痛まなかったようで、元気に飛翔。
その作業中には、果敢に私の指を嘴で噛んできたりしたけど、
綺麗なものを近くで見れて得した気分がした。
本日、やっとジャガイモの土寄せが一回り完了。
今回は、こげら農園始まって以来最大の栽培面積で、
しかも土寄せ作業員がいつの間にか一名減、
つまり一人ぼっちなので結構大変であった。
他にもやることが沢山あるので、
動力なしの鍬のみだとこれくらいの面積が限界かな。
ジャガイモとカライモ(さつまいも)に関しては、
品種選びが非常に重要だと思う。
無肥料のせいかは分からないが、品種によって収量が全然違う。
今までの経験では、収量が多い品種の方が味も形も良いので、
品種を選択するときに我々が言い争うことはほとんどない。
ジャガイモの土寄せ作業のときに、
鍬を振る作業と同じくらい大変なのが、
テントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウ)の捕殺。
こいつを放置すると、葉っぱが網目状になって株が枯れてしまう。
卵から幼虫が孵る前に処分することが肝心だ。
今年は蜘蛛をよく見かけるせいか、
あるいは捕殺が順調なのか分からないが、
今のところジャガイモの被害は少ない。
植えたのは遅くなかったのだが、
発芽に時間がかかってしまった。
収穫は、梅雨明けになると思う。