藁葺き屋根

生まれて初めて藁葺き(わらぶき)屋根を作った。

ただし、犬小屋。

大吉君の犬小屋。

犬小屋の藁葺き屋根というのは、日本初、いや世界初かもしれん。

当初の計画では屋根全面を藁葺きにするはずだったが、

藁の枯れ草を一本一本取り除くうちに、

これは時間的に無理となり、上部だけとなってしまった。

屋根の木の部分は、杉に亜麻仁油(あまにゆ)を塗った。

藁も亜麻仁油もどの程度防水出来るのか分からない。

4月に大吉が来4月に大吉が来た直後から、

自分達で育てた麦で藁葺きの屋根の完成を目指してきたが、

いつの間にか約 5ヶ月も経ってしまった。

その間、プラダンの屋根で代用。

最近になって、プラダンを固定していたロープを大吉が食いちぎるようになった。

大吉が成長したので、小屋の中に入ると頭が当たるのが不快だったのか、

あるいはプラダンに不満があったのかもしれない。

プラダンもかなり破壊されてしまった。

今度の屋根は天井が高いので、居心地はいいはず。

頭でっかちで不格好に見える犬小屋だが、大吉はそんなことは気にしないに違いない。

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敷草は必要か?

夏の大きな仕事の一つが生姜のお世話。

除草、土寄せ、敷草まで。

今年は雨が多いので、雑草がよく伸びる。

一回目の除草が最後まで終わった頃には、

最初に除草したところに雑草がモリモリ生えていた。

一回目のときは除草だけだが、

二回目の除草の後に土寄せと敷草が必要。

全て手作業なので、暑いときは堪える。

今年は雨のお陰で、生姜の成長が早い。

土寄せは多めにしている。

土が乾かないので、敷草が不要のような気もするのだが、

やはりなんとなく敷草をしてしまう我々であった。

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管理機導入

我々に強力な助っ人がやってきた。

管理機というと専門的で馴染みが薄いが、

小さな耕運機のようなもの。

これまで鍬でやってきた「耕す作業」を動力にやっていただける。

小さな機械で、馬力は 3馬力程度。

この世界では最小クラスだが、本日の初めての実戦では、

十分過ぎるほど耕してくれた。

鍬と較べると、雲泥の差だ。

早い早い。

かなり古い機械だが、しっかり働いてくれそうだ。

中古で、お値段は 1万数千円。

運賃込みで、約 2万円ほど。

ヤフオクで落札。

作業員を一日五千円で雇ったとしたら、

たった4 日分の給料でこの管理機が買えてしまう。

あるいは、僕等二人の日当を合計で五千円とすると、

僕等が鍬で五日間耕せる面積を、

この管理機を使って一日で終わらせれば、もうチャラになる。

なんだかすぐに元が取れそうな気がするが、どんなもんだろう。

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