昨年採れた落花生の B 品だが、
なかなか使い道が見つからず、
いろいろ考えた結果、味噌の原料に使うことになった。
大豆の代わりだ。
この辺りでは、ホソヘリカメムシの被害が酷くて大豆の栽培は難しい。
落花生なら簡単だ。
ただ、殻を割るのが面倒だ。
大豆を落花生に置き換える以外は、全く同じ条件で味噌を作る予定。
堆肥置き場にいくことを考えれば、はるかに有効な使い道だ。
味の方は、どんなものかまだ分からない。
大粒の落花生の収穫は今季が三回目になるが、食べるのは今日が初めて。
一昨年、最初に撒いた種はたった 10粒で 300円もした。
そのときの収穫は非常に少なくて、全てを種に回した。
昨年は結構採れたが、次の年はもっと増やしたかったので、
またまた全部種に回した。
そして、今年になってやっと食べられた次第。
夏の干ばつにもかかわらず、よく栄えた。
株数も一株当りの収量も今年がダントツだ。
この手のジャンボな落花生は、塩茹でで食べるのが常らしいので、
茹でて晩飯のときに食べてみた。
普通サイズの落花生よりも食べ易くて、味もサッパリした感じ。
ピーナッツには辛口の妻にも大好評。
量があるので、行き先をどうするかが今後の課題。
落花生の収穫も終盤になり、
出荷が一段落して在庫が貯まってきたので「ぼっち」を作ってみた。
ピーナッツの大生産地である千葉県では毎年恒例の風物詩らしい。
実物は見たことがないが、インターネットで色々拝見して、
見様見真似で作って見た。
写真は、12月2日に作った第一号ボッチ。
やってみると意外と簡単だった。
実の付いている方を内側にして、丸く積んでいくだけ。
帽子は、稲藁。
これもやってみると簡単。
穂先の方を紐で縛って、根っこ側を広げるだけ。
自分でボッチを作れるようになるとは、ついこの間まで思いもしなかった。
これもネットのお陰也。
今日は、何と落花生の注文があったので多めに収穫。
採ったその日に出荷。
残った B級品を半分位塩茹でした。
今まではガスを使っていたが、今回は先日買った時計型ストーブを使ってみた。
たった一回使っただけでストーブの色がグレーから茶色に激変してしまったのにはガッカリしたが、
自分で集めた薪が燃えるのを見ていると気分が良い。
もし電気とガスと灯油とガソリンがなくなっても、ここなら生き残れるかもしれん。
塩茹で落花生は、その晩では食べきれず、明日へ回す。
今の現金収入は少ないが、こんな贅沢は埼玉にいたときはあり得なかった。
ピーナッツの収穫は、これからがまだ増える。
無農薬・無肥料の塩茹で用落花生が欲しい方は、連絡されたし。
1kg 当り 1600円、送料別途。
大量購入の際は値引きあり。
炒りラッカセイは、来月から出荷予定。