昨年採れた落花生の B 品だが、
なかなか使い道が見つからず、
いろいろ考えた結果、味噌の原料に使うことになった。
大豆の代わりだ。
この辺りでは、ホソヘリカメムシの被害が酷くて大豆の栽培は難しい。
落花生なら簡単だ。
ただ、殻を割るのが面倒だ。
大豆を落花生に置き換える以外は、全く同じ条件で味噌を作る予定。
堆肥置き場にいくことを考えれば、はるかに有効な使い道だ。
味の方は、どんなものかまだ分からない。
第三弾の一味唐辛子は、粉砕する前に焙煎してみた。
すると、破片がさらに細かくなり、風味も味も変わってきた。
一回目と二回めは、破片の大きさは異なるが、
匂いと味は同じ感じだった。
焙煎した一味は、匂いも全然変わってしまった。
焙煎は消毒にもなるし、なかなか良いかもしれん。
写真の左側が天日干し不十分のまま粉砕したもの。
真ん中が天日干しでカラカラになるまで干したもの。
右側が天日干しの後、焙煎してから粉砕したもの。
唐辛子を粉砕する前に天日で乾燥させるわけだが、
今回は前回よりもより乾燥させてみた。
すると、破片は細かくなるし、色もオレンジ色に近づいた。
写真の左側が前回、右側が今回。
風味は大して変わらないが、今回の方がサラサラしていて、市販されている一味唐辛子のようだ。
念願の一味トウガラシを作ってみた。
国産唐辛子で作った一味唐辛子には滅多にお目にかかれないはず。
おそらく、純国産一味唐辛子を使うのは、生まれて初めてだろう。
それが完璧な自家製というわけだ。
作り方は、まず種出しから。
赤い皮だけになったら水洗いして、乾燥。
天気が良かったので、外に干して天日で乾かした。
あとはミルサーで粉砕するだけ。
一番大変な作業は種と皮を分離すること。
注意する点は、唐辛子を直に触らないように手袋をすること、
唐辛子をバラすときは換気をよくすること、
ミルサーを動かす場所を家の外にすること、くらいだろうか。
トウガラシは刺激が強いので、触らない、吸わないが基本だ。
で、出来上がった唐辛子だが、赤い。
とても赤いと思う。
普通はもっとオレンジ色っぽいと思う。
それから、破片が今まで見てきたものよりも荒い。
どうやったら細かくなるのだろうか。
焙煎すればいいのか、もっとミルサーの粉砕時間を長くすればいいのだろうか、
あるいは別の粉砕方法でやればいいのだろうか。
風味の方はなかなか良いと思うが、
粗悪海外製品を主にいただいてきた故、
本物の一味の味ってどんなのか、実は知らない。