カテゴリー別アーカイブ: 水

絶好調

農作物の方は今ひとつだが、水のろ過装置は調子いい。
設置してから約 1.5年経過したが、徐々に調子が良くなってきた感じ。
何が良いのかというと、藻(も)だ。
藻の調子が徐々に安定してきた。
ポリ容器に藻が染み込んだような感じがして、
常に緑色の濃い藻が繁茂している。
こんなに藻が生えていても、
ろ過された水は超クリア。
ミネラルウォーター並だ。
そのへんの水道水よりも透明度は高いように感じる。
本「おいしい水のつくり方」によれば、藻が栄えれば栄えるほど微生物の活動が活発になり、
ろ過能力も上がるとのこと。
実際に使っていて、そう思う。

この「緩速濾過(かんそくろか)」というのは実に優れものだ。
普段、水が綺麗なのは当然としても、
梅雨時や台風のときの大雨でも水が濁ることは皆無。
ろ過装置に泥水が流れ込んでいることは間違いないのだが、
出てこないのだ。
藻が沢山浮いてきたら捨てるのだが、
これに汚れ成分が含まれているらしい。
なので、装置の中に泥が貯まり続けることはない。

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藻(も)

緩速濾過装置に藻が栄えるようになった。

砂の上から水面までビッシリ生えている。

意外なことに、こういう状態の方が微生物の活動が活発になり、

濾過する能力が上がるらしい。

で、実際どうなのかというと、かなり調子いい。

大雨で配管が壊れる前は、晴れの日が続かないと綺麗な水が出なかったが、

今では雨が降ってもほとんど濁らない。

100mm/h クラスの大雨ならダメかもしれないが、普通の雨なら平気だ。

ただ、水源の取水方法も変えたので、水が綺麗になったのが、

緩速ろ過のせいなのか、取水方法のせいなのか、わからない。

僕の勝手な推測では、緩速ろ過が 80%、取水方法の変更が 20% ぐらいだと思っている。

藻がこんなにありがたい存在になることに驚く。

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緩速ろ過設備

今日、家の裏で緩速(かんそく)ろ過設備が稼働を開始した。

7月7日の大雨のときに泥で埋まってしまった水源だが、

ちょっとやそっとでは見つかりそうもない。

なので、下の方で流れている水路から取水していたのだが、

これは以前のようなクリアな水には恐らくならない。

常に濁っている状態。

そこで、以前から構想を練っていた緩速ろ過装置を作ることにした。

上の段の水槽が「粗ろ過」、下の段が「緩速ろ過」。

最初に沈殿槽があるとさらに良いらしいが、省く。

藻が浮くような状態にならないと、

主役の微生物の活動が盛んにならないらしいので、

まだ十分な性能は発揮していない様子。

だから、排出される水はまだ濁っている。

半日稼働した成果は、目に見えるような浮遊物が除去出来たこと。

これだけでも大きな進歩だ。

今までは水の容器が緑色になると嫌がっていたものだが、

今回だけはあの緑色が待ち遠しい。

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ビニールハウス集水装置

台風24 号が過ぎ去り、そのお陰で水が貯まった。

ビニールハウスを利用した集水。

ネット上ではこの手の方式は見当たらなかったので、こげら農園オリジナルかもしれん。

種蒔きも大体終わったし、年内はペットボトルによる水の運搬は不要の見込み。

問題は、寒くなってビニールを閉じたときにどうやって水を貯めるか、ということ。

水が必要になる来年の 3月までには何か方法を考えないといけない。

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水を運ぶ

我々が最もいろんな種類の野菜を植えている畑には灌水設備がない。

今年は、梅雨明け以降、畑が乾いている時間が長いが、

それは今でも続いている。

もう 13日くらいまとまった雨が降っていない。

なので、水は自分達で運んでいる。

背負子に入れたりして、二人で大体一回でペットボトルを 7本くらい運ぶ。

一回で水 14リットル、午前と午後で二回運べば 28リットル運べる。

水を撒くのは、芽が出たばかりのタマネギ、ダイコン、コマツナ、ニンジン。

まだ小さいので水をやらんと枯れてしまいそうだ。

広大な畑にわずかな水を運ぶと、肉体的にも精神的にも疲れてしまう。

早く雨が降って欲しい。

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