昨年採れた落花生の B 品だが、
なかなか使い道が見つからず、
いろいろ考えた結果、味噌の原料に使うことになった。
大豆の代わりだ。
この辺りでは、ホソヘリカメムシの被害が酷くて大豆の栽培は難しい。
落花生なら簡単だ。
ただ、殻を割るのが面倒だ。
大豆を落花生に置き換える以外は、全く同じ条件で味噌を作る予定。
堆肥置き場にいくことを考えれば、はるかに有効な使い道だ。
味の方は、どんなものかまだ分からない。
大粒の落花生の収穫は今季が三回目になるが、食べるのは今日が初めて。
一昨年、最初に撒いた種はたった 10粒で 300円もした。
そのときの収穫は非常に少なくて、全てを種に回した。
昨年は結構採れたが、次の年はもっと増やしたかったので、
またまた全部種に回した。
そして、今年になってやっと食べられた次第。
夏の干ばつにもかかわらず、よく栄えた。
株数も一株当りの収量も今年がダントツだ。
この手のジャンボな落花生は、塩茹でで食べるのが常らしいので、
茹でて晩飯のときに食べてみた。
普通サイズの落花生よりも食べ易くて、味もサッパリした感じ。
ピーナッツには辛口の妻にも大好評。
量があるので、行き先をどうするかが今後の課題。
最近、収穫と出荷で忙しいときがある。
我々のような小規模でやっているのに何故と言われれば、要領が悪いから、と答えるしかない。
まだ僅かだが、自分で作った農産物が売れるのはとても嬉しいことだ。
販売するからには、お店の名前を付けなければならない。
以前から名前は決まっていたのだが、
販売する農産物 がないのに名前だけあるのはおかしいような気がしたので、オープンにしていなかった。
お店の名前は、「天草こげら農園」。
「こげら」は、キツツキ科の小さな鳥のこと。
現在、落花生、唐辛子、人参、生姜、ナス、トマト、ゴマ、カライモなどが出荷可能。
全部、無農薬で無肥料。
部分的に不耕起栽培。
ご興味のある方は連絡を。