我々に強力な助っ人がやってきた。
管理機というと専門的で馴染みが薄いが、
小さな耕運機のようなもの。
これまで鍬でやってきた「耕す作業」を動力にやっていただける。
小さな機械で、馬力は 3馬力程度。
この世界では最小クラスだが、本日の初めての実戦では、
十分過ぎるほど耕してくれた。
鍬と較べると、雲泥の差だ。
早い早い。
かなり古い機械だが、しっかり働いてくれそうだ。
中古で、お値段は 1万数千円。
運賃込みで、約 2万円ほど。
ヤフオクで落札。
作業員を一日五千円で雇ったとしたら、
たった4 日分の給料でこの管理機が買えてしまう。
あるいは、僕等二人の日当を合計で五千円とすると、
僕等が鍬で五日間耕せる面積を、
この管理機を使って一日で終わらせれば、もうチャラになる。
なんだかすぐに元が取れそうな気がするが、どんなもんだろう。