今日はコムギの初収穫。
勿論、小麦の収穫は生まれて初めて。
憂慮していた鳥獣被害はなく、病気も虫食いもほぼ皆無。
先日、すぐ近くまで猪がタケノコを食べに来ていたので、電柵を張って正解だった。
穂が付く前に猪に齧られた麦も復活したくれた。
問題は量。
食べられる量ではない。
種の確保にしかならん。
蒔いた種に対して、何倍になったのだろうか。
今日収穫したのは約 2/3 で、全部収穫したら、玄麦の重さを測ってみよう。
大した量ではないけど、埼玉にいたときは小麦の栽培なんて夢のような話だったので、本日の収穫は妙に嬉しい。
無肥料、無農薬でも、小麦ってのは簡単に栽培できるということも分かったし、これまでの短い農家人生の中では最もうまくいった作物だろう。
除草は一度もしていないし、水も撒いていない。
種蒔きの後にやったことと言えば、麦踏みくらい。
今年はもっと栽培面積を増やして、収穫量も増やしたい。
コムギをやっているのは「いざという時」を想定してのことかもしれないが、一年間、自分たちの分の主食を賄うだけでも、相当な面積と労力が必要だと思う。そうゆうことでなければスーパーで安く売ってるから。今はまだ試行錯誤の段階だよね。
収穫した小麦(玄麦)を見ていると、幸せになれるよ。やっぱり穀類はいいねぇ。畑の面積さえあれば、量を増やすのは簡単だよ。問題は収穫後の処理。出来ることならパンを焼きたいけど、見通し立たず。