アブラナ科の花

アブラナ科の花が絶好調。

だがあまり素直に喜べることではないのだ。

例えば、ルッコラ。

収穫はほぼないに等しかったくせに、花だけは一丁前。

なかなかのチャッカリ野郎だ。

大根は、まぁボチボチだったが、かさ張るので輸送が問題。

白菜は自家用のみだった。

味は抜群だが、売るとなると見た目も大切だ。

今、畑に残っている株は、鑑賞用ではなく、種採り用。

一番良い株を妻が選び、妻が移植。

さらにカワラヒワ対策のネットを厳重に掛けなければならない。

放っておくと、おそらく全滅。

彼らの採集能力は非常に高く、隅から隅まで食い尽くしてしまう。

ネット張りのときは、私も少しだけ手伝ったりする。

種採りは手間のかかる作業だ。

不思議なことにルッコラだけはカワラヒワが食べに来ず、ネットは不要。

母本選抜も移植もしなくてよいから、

アブラナ科の中では最も種採りが簡単かもしれん。

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豆科の花

収穫物はないが、花は盛んだ。

ソラマメとグリーンピースが満開だ。

どちらも我が農園始まって以来最大の収穫が見込まれる。

グリーンピースはただ面積を増やしただけだが、

ソラマメの方は栄え方が全然違う。

3回目の挑戦なので、いろいろとノウハウが蓄積してきたのかもしれん。

今年こそはどちらの豆も販売に結びつけたい。

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抜けなくなった

甲州トウモロコシの種蒔きを実施。

そのときにトウモロコシに引っ掛かって身動きの取れない虫を発見。

前足で必死にもがくが、全く動けず。

さすが固さには定評のある甲州トウモロコシだ。

とてもユーモラスで可愛かったので、撮影後に種を割って逃してやった。

収穫物を食い荒らした害虫ではあるが、もう終わったことだ。

トウモロコシの栽培に最も大切なことは、カラス対策。

これをしっかりやらないと、全滅してしまう。

その次のポイントは、極端に痩せている土地ではやらないこと。

全然育たない。

意外なのは、アワノメイガの被害が全くないこと。

これは、黒モチトウモロコシにも共通。

商売としては大苦戦しているが、今年も蒔いてしまった。

未熟なときに収穫して食べるらしいが、タイミングがよく分からず。

完熟品は、固くて食べられず。

粉にする術もない。

一説によればディスプレイ用途があるらしいので、そちらを期待している。

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Z 定植

今年はどうしようか、という話し合いが行われる作物がある。

うまくいかない野菜達だ。

昨年も一昨年もほんの数本しか収穫できなかった、ズッキーニ。

結局、今年も挑戦してみることになった。

なぜやることになったのか、その理由だが、

将来への技術の蓄積の為、だろうか。

作るのも売るのも難しいズッキーニだが、

どんなもんでも無駄は必要だろう。

自分たちの栽培技術の未熟さもあるだろうが、

ズッキーニという植物はこの土地に合っていないのだと思う。

早めに播種をしてハウス育苗。

さらに一部にはマルチという、我々にとっては比較的高額な設備投資も行う予定。

ちなみに、こげら農園とって栽培期間にマルチを使うのは初の試みだ。

これだけやってダメなら、来年は止めかな。

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ムラ

同じように種を蒔いたのに、明らかに育ち具合に差がある。

それがほんの少ししか離れていないのだから、不思議だ。

開墾してから日が浅いせいだろうか。

それともトラクターで耕さないとこうなるのだろうか。

写真は小麦だが、昨年同じところにカライモ(さつまいも)を植えたときも、

その栄え具合は同じだったと思う。

小麦がよく育っているところは、カライモの収量も多かったということだ。

昨シーズンの小麦の育ち具合も、今のムラと似ていたと思う。

だとしたら、土の肥えた領域と痩せた領域が狭い畑の中に斑に存在することになる。

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