これまで栽培した作物の中で、
幾つかのものは自家用のみのつもりで栽培している。
そのひとつがジャガイモ。
天草に引越して約 4年半が経過。
ジャガイモは年に二回ほど植えてきたから、
合計で8回程度は植えたことになるが、
商売になったのは一回だけ。
肥えた畑で育てるとまぁまぁ収量は上がるが、
回数を経る毎に病気が増加。
見た目が悪いのは味も悪く、売り物にならず。
一方、痩せた畑に植えると病気は少ないが、
収量が少な過ぎて商売にならず。
無肥料無農薬で商売としてやるのは無理と判断、
去年の秋ジャガは痩せた土地に植えた。
写真のように病気は目立たないし、味も良い。
全て自家用にして田舎ならではの贅沢を楽しんでいる。
グラウンドペチカ、別名デストロイヤーという品種。
今まで自分が食べたジャガイモで最も美味しい。
ただし、同じ品種でもお店で安く売っているのは全然美味しくなかった。
自然農法の本は何冊か読んだが、
ジャガイモがこれほど難しいという記述は記憶にない。
やはり実際にやってみないと分からないもんだ。