犬の大吉は、暑さに弱い。
4月でも気温が上がるとバテていた。
そこで、日除け兼雨避けを作ってみた。
材料は、杉、竹、木ネジ、ロープ。
竹は山にいけばいくらでもあるので、
こういう使い方はいいんではないだろうか。
最初は警戒して中に入らなかった大吉だが、
半日ほどすると竹の屋根の下で休んでいた。
畑を開墾するときには最も鬱陶しい植物である竹だが、
支柱として使うときには非常に役に立つ。
今だと、ウリ科を定植した後のウリハムシ対策として、
ビニール袋を固定するときに沢山の竹を使う。
何もしないと、葉っぱが全て食われてしまうこともある。
一株に 4本の棒が必要だから、100 株なら 400本必要。
1 本が 100円なら 4万円、200円なら 8万円も支払わなければならない。
こんなことにお金を払っていたら、棒の元を取るだけでも大変だ。
一株のカボチャから、綺麗で大きい実は二つ程度しか採れない。
一個が 200円で売れたとして、棒が 1本 100円なら、棒代でほぼ全てが消えてしまう。
棒が 1本 200円なら大赤字だ。
畑の周辺には無尽蔵の竹が生えていて、いくらでも取り放題。
不便と言われている山間地の強みだ。
先日、農作業中に NHK のラジオを聞いていたら、
山田まりやさんが無尽蔵を「むじんぐら」と読んでしまい、
しばらく笑いが止まらなかった。
「むじんぞう」なので、お間違いなく。
種蒔きの範囲を広げてきたら、竹の地下茎が蔓延っていることが明らかになってきた。
写真のようなものがゴロゴロある。
たまに筍のようなものを切っていたが、土の中では深刻なことが起きているのかもしれん。
ネットで調べてみたら、とにかく手当たり次第に地上に出ている竹を伐採する方法が見つかった。
http://kizukai.pref.shizuoka.jp/useful/documents/cultivation02.pdf
これが一番自分に向いているようなので、試してみようと思う。