収穫しそこねたラッキョウが開花。
ラッキョウのイメージとはかけ離れているせいか、
とても綺麗に見えてしまう。
種は多分採れないはず。
見るだけで楽しもう。
数年前、沖縄に旅行していたときに、島らっきょうを知った。
シンプルだけど、とても美味しかった。
それまで嫌いだったラッキョウを、初めて美味しいと思った。
ラッキョウは不味いと思い込むことになった原因は、
小さい頃食べさせられたパック詰めの酸っぱいやつのせいだ。
今でも大嫌いだ。
あれはマトモなラッキョウではない。
妻のお陰で自家製のラッキョウ漬けを食べられるようになったが、
これはまぁまぁいけるのだ。
島ラッキョウは小ぶり。
そこで、まだ収穫期になっていないラッキョウを未熟なまま収穫。
皮を剥いて、水で洗って出来上がり。
味噌を付けて食す。
あぁ、やっぱり美味しい。
ラッキョウは、これが一番美味しい。
島らっきょう「モドキ」かもしれんが、美味ければよか。
昨年は自生していたラッキョウしか採れなかったが、
今回は真面目に植えているので収穫量もそこそこ見込める。
昨日、ラッキョウとソラマメを収穫。
ラッキョウは、我々が植えたわけではなく、以前畑を使っていた人のおこぼれ。
鍬で引っ掻き回され、雑草の中で育った。
これが正真正銘の自然栽培だろう。
鍬で畑を起こしたときと畝を立てたときに、ラッキョウが埋まっていたとは知らずに、ユリ科の雑草だと思って、ほとんどは捨ててしまったと思う。
今年の収穫分は食べるのを我慢して、来年の種球に使う予定。
ソラマメはこれまでに何回も収穫して、食べた。
昨日収穫したのは、種採りのために熟したもの。
残念ながら、出来の方はイマイチだった。
おそらくホソヘリカメムシのせいだと思うが、痛んでいる豆が多かった。
大豆ほど徹底的にやられはしなかったが、売り物になる代物ではなかった。
この地でソラマメを販売用に栽培したいのであれば、農薬を使うか、カメムシに強い品種を見つけてくるしかなさそう。
来年もソラマメは自家用だけになりそうだ。
小麦が順調に成長しているが、その脇でいつの間にかラッキョウも育っている。
ノビルかと思っていたら、実はラッキョウ、ラッキー。
我々はラッキョウは植えていない。
小麦畑に限らず、この辺りには数え切れないほどラッキョウが育っている。
近所の人の話では、以前この畑を使っていた人がラッキョウを植えていたそうなので、不思議な話ではない。
が、もしエンジン付きの耕運機で耕していたら、こういうオマケはなかっただろう。
手作業のお陰だろう。
島らっきょうのような、少し未熟な球を食べてみたが、実に美味しい。
あまり好きではなかったラッキョウだが、一転、大好きになってしまった。
猪は食べないらしいし、雑草の中でもグングン育つ。
秋には、ラッキョウを大量に植えてみたい。