小麦と小麦の間には、ほとんど雑草が生えていない。
地面がバッチリ見える。
除草はほとんどしていない。
小麦より大きな雑草を少し切っただけ。
小麦には他の植物の成長を抑える効果、アレロパシーがあるらしい。
小麦の生えていないところには雑草が繁茂しているし、
小麦を収穫すると一斉に雑草が生えてくるのだから、
やはり小麦の影響だろう。
小麦は商売としては成り立たないが、
自分たちで食べることが出来るし、
11月から 6月まで草刈りが不要なので、
この畑には最適だと思う。
アブラナ科の花が絶好調。
だがあまり素直に喜べることではないのだ。
例えば、ルッコラ。
収穫はほぼないに等しかったくせに、花だけは一丁前。
なかなかのチャッカリ野郎だ。
大根は、まぁボチボチだったが、かさ張るので輸送が問題。
白菜は自家用のみだった。
味は抜群だが、売るとなると見た目も大切だ。
今、畑に残っている株は、鑑賞用ではなく、種採り用。
一番良い株を妻が選び、妻が移植。
さらにカワラヒワ対策のネットを厳重に掛けなければならない。
放っておくと、おそらく全滅。
彼らの採集能力は非常に高く、隅から隅まで食い尽くしてしまう。
ネット張りのときは、私も少しだけ手伝ったりする。
種採りは手間のかかる作業だ。
不思議なことにルッコラだけはカワラヒワが食べに来ず、ネットは不要。
母本選抜も移植もしなくてよいから、
アブラナ科の中では最も種採りが簡単かもしれん。