カテゴリー別アーカイブ: 畑

今年の畑の日除けスペース

去年の日除けスペースは、今年の春頃、強風で崩壊。

材料は、ブルーシートと竹と鉄パイプだった。

竹が何回か折れて、その都度直していた。

ブルーシートも小さい穴が開いてボロボロ。

あぁ、一年も保たないのかぁ。

そして、最後に鉄パイプが折れ、直す気力が失せてしまった。

そこで、今年は完璧な天然素材を活用。

クヌギの木。

開墾の際に、根っこと幹を数十cm 残して置いたら枝が伸びてきた。

いずれはシイタケの原木にでもと残しておいてよかった。

最も利用時間が長いのは、犬の大吉。

ブルーシートだと目がチカチカしたりするが、それも解消。

人間には少し低過ぎるが、来年は丁度良い高さになると思う。

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2m 超え

種採り用の大浦ゴボウが栄えた。

こんなに沢山の株を残すつもりはなかったのだが、

収穫が大変なので掘りきれず。

放っておいたら、軽く 2m 超え。

大雨と強風でも倒れなかった。

日本の気候に合っているようだ。

全然良い匂いはしないのだが、虫には大人気。

いろんな種類のハナバチ、カナブン、蝶、アブ等々。

さらに、お隣に巣箱があるニホンミツバチも沢山来ていた。

恐らく、受粉は十分出来ていると思う。

一枚目の写真が先日採った種と実の極一部。

二枚目、三枚目、四枚目の写真は、梅雨前に撮ったもの。

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土寄せの省力化

昨年は様々な事情で里芋(サトイモ)の土寄せを全くしなかったせいか、

収穫は悲惨な結果に終わった。

今年こそはシッカリと土寄せをして、一昨年並の成果を出したい。

昨年までは、草取りは主に手で引っこ抜いていた。

土寄せは鍬。

ただ、今年の栽培量は昨年の約二倍。

一昨年と比べれは、約四倍。

土寄せを鍬でやるのは厳しい。

除草も同様。

そこで、草刈りに刈払機(草刈機)、土寄せには管理機を導入。

体の負担が軽くなるのは当然だが、

作業時間が大幅に短縮するのは助かる。

今年のように雨が多いときは作業できる時間が少ないが、

なんとか全ての里芋の一回目の土寄せを終えることが出来た。

今季は標準通り、三回の土寄せをする予定。

刈払機で一部のサトイモをカットしてしまった。

雑草でサトイモが見難いためだ。

勿体ないが、効率化で得られることの方が圧倒的に多いので仕方ない。

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鉄壁の守り

知らない人がいるかもしれないので、
カライモ(サツマイモ)の栽培方法を簡単に説明しておこう。
昨シーズン採れた芋を畑に埋めておくと、
そこからツル(いもづる)が伸びてきて、
そのツルを適当な長さに切って植えると芋が土の中で育つ。

今年もいつも通り芋を埋めておいたのだが、
ネズミに食われて全滅してしまった。
こんなことは初めてだった。
このままではカライモの栽培は出来ない。

そこで、一枚目の写真のように鉄板と電柵で守ることにした。
正三角形の中に芋を埋めた。
これぞまさに「鉄壁の守り」だと思ったが、甘かった。

まずカラスに突かれた。
そこで、二枚目の写真のように真ん中に筋を張った。

その後、ネズミが下から穴を掘って侵入。
そこで、三枚目の写真のように鉄板の外側に土を盛って、
「穴を掘るより上から越える方が簡単だ、チュチュー」、
とネズミに思わせて、電柵で電撃を加えることにした。
ただ、これだけだと心配なので、
四枚目の写真のネズミ捕獲機を置いた。
竹と紐と針金だけで出来ている。
ネットで見つけたが、これは優れものだ。

数日後、ネズミが2匹捕獲されて、
それ以降ネズミの被害が全くなくなった。
ネズミ捕りの数を増やしても、未だに三匹目は捕まっていない。
イモ荒らしはたったの二匹だけの仕業だったのかもしれない。

そして、五枚目の写真のように芋蔓が育ってきた。
なんとか守りきったわけだ。
ただ、最後の決め手が「竹」なのか「鉄壁」なのかは分からない。

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大浦ゴボウ

ゴボウはなかなかうまくいかなかった作物だが、

今回は自家用をまかなえる程度までうまくいった。

昨年の春に種を撒いたので、約一年かかっている。

その割に小さいとは思うが、

それまで全然採れていないのだから大幅な進歩だ。

「大浦ゴボウ」という品種。

天草に来て初めて知った品種で、

名前だけは何度も聞いていたが、

初めて食べた大浦ゴボウが自分で育てたゴボウになった。

噂通り、味も香りも濃くて美味しい。

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