渡渉(としょう)

大雨が降ると、この辺りには小川が沢山出現する。

畑に行く途中にも出現する。

普段は少ししか流れていないので普通に歩けるが、

川のようになってしまうといつも通りには歩けない。

人間よりはるかに優れた走行能力を持つ大吉君だが、

この手の川を渡るのは苦手だ。

人間様の渡ったルートを用心深く辿ってくる。

この濁流を見る度に勿体ないと思う。

落ち葉が降り積もって泥のようになった、

畑に良い土になるであろうところが、

一気に海へ。

山の自然が豊かな割に土が痩せているのはこのせいかと思う。

海に近いと仕方がないのだろうか。

実に勿体ない。

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2m 超え

種採り用の大浦ゴボウが栄えた。

こんなに沢山の株を残すつもりはなかったのだが、

収穫が大変なので掘りきれず。

放っておいたら、軽く 2m 超え。

大雨と強風でも倒れなかった。

日本の気候に合っているようだ。

全然良い匂いはしないのだが、虫には大人気。

いろんな種類のハナバチ、カナブン、蝶、アブ等々。

さらに、お隣に巣箱があるニホンミツバチも沢山来ていた。

恐らく、受粉は十分出来ていると思う。

一枚目の写真が先日採った種と実の極一部。

二枚目、三枚目、四枚目の写真は、梅雨前に撮ったもの。

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マムシに咬まれる

4日ほど前、犬の大吉君が蝮(マムシ)に咬まれた。

実はこれが二回目。

一回目は酷かった。

五月の下旬だった。

半日くらいは動くのも辛そうで、ヨダレが止まらず、

口を大きく開けることが出来なかった。

ほぼ元通りの体調に戻るのに一週間ほどかかった。

だが、二回目はたったの一日でほぼ復活。

毒液の量の違いかもしれないが、

回数を重ねる毎に免疫が付いていくというネット情報が正しいのかもしれない。

ネットでいろいろ調べたところ、

雑種、中型犬、健康、と三拍子揃っていれば大丈夫という情報を散見。

病院には行かずに治ってしまった。

一枚目の写真は一回目の約 27時間後。

かなり痛々しい。

二枚目の写真は、一回目から 3日と 18時間ほど経ったとき。

腫れはまだ引いてないし、体の動きが鈍かった。

三枚目の写真は、二回目に咬まれてから 48時間後。

鼻の右のすぐ横を咬まれたのだが、跡が消えてしまっている。

咬まれた直後は血が出ていたのに。

上唇の根元の近くの黒いシミのようなのは、一回目の痕跡。

一回目から二ヶ月以上経っても消えず。

この辺りには、マムシに咬まれても平気がだった人がいたとかいう噂があるが、

そんな話も大吉君の免疫力強化を見ていると有り得る話だと思えてくる。

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土寄せの省力化

昨年は様々な事情で里芋(サトイモ)の土寄せを全くしなかったせいか、

収穫は悲惨な結果に終わった。

今年こそはシッカリと土寄せをして、一昨年並の成果を出したい。

昨年までは、草取りは主に手で引っこ抜いていた。

土寄せは鍬。

ただ、今年の栽培量は昨年の約二倍。

一昨年と比べれは、約四倍。

土寄せを鍬でやるのは厳しい。

除草も同様。

そこで、草刈りに刈払機(草刈機)、土寄せには管理機を導入。

体の負担が軽くなるのは当然だが、

作業時間が大幅に短縮するのは助かる。

今年のように雨が多いときは作業できる時間が少ないが、

なんとか全ての里芋の一回目の土寄せを終えることが出来た。

今季は標準通り、三回の土寄せをする予定。

刈払機で一部のサトイモをカットしてしまった。

雑草でサトイモが見難いためだ。

勿体ないが、効率化で得られることの方が圧倒的に多いので仕方ない。

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三代目

電柵にソーラーシステムを新設した。

ソーラーシステムを作るのは 4台目だが、

最初の 2台は同じ構造だったので、型式としては 3代目になる。

今回の特徴は「手抜き」。

いかに手間をかけずに作り上げるかが最優先。

いつも見ているはずのホームセンターで売っているプラボックスが、

ソーラーパネルを貼り付けるのにピッタシなことを偶然発見。

ソーラーパネルとプラボックスの蓋は、シリコンで接着しただけ。

工作の時間がかかってない反面、デザインはこれまでで最悪。

既に 20日が経過しているが、唯一の問題点は水が入ること。

プラボックスの蓋の密閉性が悪いため、風が強い時に雨が降ると水が入るらしい。

ボックスの中には充電コントローラーが入っているが、

こいつが水に浸かることは無さそうなので、当面このまま運用。

12W のソーラーパネルに軽トラ用バッテリーの組み合わせだが、

先日満充電になっていたので容量は問題なさそう。

これで、バッテリーを運んで充電するという仕事が一づつ無くなった。

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無農薬で自家採種まで