今年も小麦の種を蒔いた。
売り物になることはないと思うが、穀類は出来るだけ沢山栽培したい。
去年よりは面積を増やしたが、収量は 20kg にも届かないはずで、十分でなはい。
いつか、自分達の小麦でパンなど沢山焼いてみたいもんだ。
今年も小麦の種を蒔いた。
売り物になることはないと思うが、穀類は出来るだけ沢山栽培したい。
去年よりは面積を増やしたが、収量は 20kg にも届かないはずで、十分でなはい。
いつか、自分達の小麦でパンなど沢山焼いてみたいもんだ。
小麦の脱穀が終わった。
蒔いた種は約 180ml(ミリリットル)で、収穫したのが約 2100ml。
なので、約 11倍に増えたことになる。
中が黒くなった不良小麦が少し混ざっていたけど、それ以外は問題なし。
脱穀は手間がかかったけど、風選は扇風機で楽勝だった。
不耕起、無農薬、無肥料で、除草は全くしなかった。
もし小麦が無かったら、雑草に被われていたはずなので、小麦が除草剤のような働きをしてくれたようなもんだ。
根元では同時にラッキョウまで育ってくれた。
今回は成功に終わった小麦栽培だが、課題は多い。
自分達の食料にするにしても、二人で 100kg 以上は欲しいところだが、それを達成するには、種 10kg と畑 2.5反が必要だ。
販売用となればもっと必要だが、果たして人力で出来るのだろうか?
畑は確保出来るのだろうか?
綺麗な小麦だが、どんな用途に使えるのだろう。
小麦の心地良い感触を楽しみながら、いろいろと考えてしまう。
今日はコムギの初収穫。
勿論、小麦の収穫は生まれて初めて。
憂慮していた鳥獣被害はなく、病気も虫食いもほぼ皆無。
先日、すぐ近くまで猪がタケノコを食べに来ていたので、電柵を張って正解だった。
穂が付く前に猪に齧られた麦も復活したくれた。
問題は量。
食べられる量ではない。
種の確保にしかならん。
蒔いた種に対して、何倍になったのだろうか。
今日収穫したのは約 2/3 で、全部収穫したら、玄麦の重さを測ってみよう。
大した量ではないけど、埼玉にいたときは小麦の栽培なんて夢のような話だったので、本日の収穫は妙に嬉しい。
無肥料、無農薬でも、小麦ってのは簡単に栽培できるということも分かったし、これまでの短い農家人生の中では最もうまくいった作物だろう。
除草は一度もしていないし、水も撒いていない。
種蒔きの後にやったことと言えば、麦踏みくらい。
今年はもっと栽培面積を増やして、収穫量も増やしたい。
小麦が順調に成長しているが、その脇でいつの間にかラッキョウも育っている。
ノビルかと思っていたら、実はラッキョウ、ラッキー。
我々はラッキョウは植えていない。
小麦畑に限らず、この辺りには数え切れないほどラッキョウが育っている。
近所の人の話では、以前この畑を使っていた人がラッキョウを植えていたそうなので、不思議な話ではない。
が、もしエンジン付きの耕運機で耕していたら、こういうオマケはなかっただろう。
手作業のお陰だろう。
島らっきょうのような、少し未熟な球を食べてみたが、実に美味しい。
あまり好きではなかったラッキョウだが、一転、大好きになってしまった。
猪は食べないらしいし、雑草の中でもグングン育つ。
秋には、ラッキョウを大量に植えてみたい。
小麦の成長が芳しくないように思っていたので、穂が付かないのではないかと心配していたが、本日発見。
生まれて初めて見る、麦穂。
街中で育ったお陰で、こんなことで感動できる。
収穫量は大した量ではないので、次回の種の分が確保できればと思う。
自分の頭でイメージしていたコムギというのは、もっと背が高いような気がする。
気のせいだろうか。
無肥料、無農薬、不耕起だとこんなものだろうか。
鳥獣対策はこれから。