みぞかぁゴ○○○

「みぞかぁ」というのは天草の方言である。

天草というより、苓北の方言かもしれん。

詳しくは知らない。

意味は、カワイイ、だ。

よそ者には新鮮な響きだ。

さて、私にとってゴキブリというのは最も気色悪い昆虫の一つなのだが、

天草で度々見かけるコイツはみぞかぁ、と思ってしまった。

初めて見たときはゲンゴロウかと思ったほど、普通のゴキブリとは動きが異なる。

ユーモラスな動きをするのだ。

形もよろしい。

それから、家の中に入ってこないのも好印象だ。

写真の個体は、畑のクズを取る開墾中に発見。

冬眠中だったらしく、ほとんご動かず。

ネットで調べたら、名前はサツマゴキブリというらしい。

ペットとして買う御仁もいるらしいが、分かる気がする。

サツマゴキブリ

CANON PowerShot A85

 

小麦がやられた

昨晩、家の裏で猪がザワザワ騒がしかった。

翌朝畑を点検に行ったら、なんと小麦の葉がかじられておった。

まだ全然小さいのに。

よっぽど食い物がないのだと推測するが、実が付いたら一体どういうことが起きるのか想起させてくれる。

猪対策は、真剣にやらねばいけないようだ。

齧られた小麦

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一反畑(いったんばたけ)

ついに我々も念願の一反畑を借りることになった。

今日はその開墾初日。

実は今年になって開墾を始めた畑も、裏山の畑も、まだ開墾は終わってないのだが、

合計一反程度では植えたいものが植えられないということが明らかなので、

やや強引ではあるがお借りすることになった。

また例によって荒地である。

こちらの人は、「ヤボ」と呼ぶ。

そうそう、またヤボを借りるのだ。

だからまた開墾をすることになる。

そして今回のヤボ度はこれまでの最高レベルかもしれん。

始めて見たとき、正直ビビった。

畑だったとは思えない。

でもよく地面を見ると、その痕跡はある。

土が深くて、柔らかい。

土が深いというのは、天草では貴重なのだ。

かつては、何を植えてもよく育ったらしい。

何人もの人が過去の実績を絶賛する。

分かる気がする。

開墾は大変だけど、きっと良い畑になるだろう、

と二人で意見が一致したのでお借りすることになった。

今月中には、三畝くらい使えるようにしたい、な。

一反畑

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一反畑

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一反畑

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土の違い

久々に昨秋開墾した畑に行ってみた。

全体を見渡すと、なかなか良い感じに見える。

で、肝心の作物だが、ボチボチ順調。

この畑は葉物がよく育つようだ。

最も好調なルッコラ(ロケット)は、二人で毎日3回食べる分を間引いても大丈夫そうだ。

味は相変わらす良し。

いろいろ蒔いた中で、最も日本で馴染みの薄い野菜が栄えているというのは一体どういうわけだろう。

コマツナも順調。綺麗な色だ。

家の回りの畑でも何回か蒔いてみたけど、全然ダメだった。

両者の土の感じが異なるので、これは土の影響だと思う。

土壌改良なぞという壮大なことをやるつもりはなく、土にあった作物が育てばよか、ではないか。

白菜(ハクサイ)は順調なのだが、一部蕾が出始めており、完璧に手遅れ。

捲くのは無理だろう。

ポットに種を蒔いたのが、昨年の10月29日だから、完全に遅過ぎた。

でも、この時点の我々の耕地面積はたったの 3畝(せ)しかなかったので、植えたくても場所がなかった。

この畑では良いハクサイが出来そうなので、それが分かったことが収穫だろう。

マッシュ畑全景

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ルッコラ

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コマツナ

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ハクサイ

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