本日、今季のショウガの植え付けが完了。
今年も肥料は無し。
無肥料、無農薬、これを自然栽培と言っていいのだろうか。
今季は、栽培面積はほぼ同じだが、種生姜を大きめにしてみた。
小さい種ショウガでも大きく育つことはあるが、
大きい種の方が大きく育つ確率が高いということで我々の意見が一致。
草取りとか土寄せの手間は株の数に比例するが、
株の育ち具合は関係ない。
手間が同じなら、沢山採れる方がいい。
無肥料でショウガが良く育つ畑は少ないせいか、
なかなかの人気物だ。
今年は去年よりも沢山ショウガを植えたので、土寄せも大変だ。
作業自体は大したことはないのだが、今年の夏はとても暑いのだ。
天草に移住してから三回目の夏になるが、今年は最も暑い。
風が弱いのも影響しているのかもしれん。
日中、窓を全開にしても、室温が 32℃を越える日がほとんど。
家に昼間いると気分が悪くなる。
一昨年も昨年もこんなことはなかった。
冬なら楽勝の作業を、大汗をかきながらショウガのお世話をしている。
草を取り、土寄せをして、敷草をする。
雨が全然降らないが、まだショウガへの影響はない。
間違えて引っこ抜いたショウガを食べてみたら、超美味い。
味は今が最高なのかな?
この区画の開墾作業がやっと終わった。
鍬で根っこ類を除去するのは、なかなか大変だ。
開墾が終わった部分から畝(うね)を立てて、ショウガを植えていったから、
ついでに植え付けも完了した。
昨年は、ショウガが不足して需要に応えられなかったので、
今シーズンはかなり量を増やした。
耕作面積の狭い我々にとって、一畝以上の面積にデーンっと単一作物を植えるのは、
感慨深いものがある。
とりあえず、一段落。
昨日、生姜の収穫が終わった。
収穫を急いだ理由は、数日後の最低気温が 1℃という予報が出ている為だった。
生姜は霜に当たると腐りやすいのだ。
この秋に収穫した作物の中でも、この生姜は最もうまくいった作物かもしれん。
無肥料の為、収量はそれほど多くないが、味が良い。
病気も虫食いは見当たらず、見た目も立派。
種生姜に対する収穫物の増加率は高くないが、
収穫したものはほぼ全量出荷可能だ。
当面の問題は、種生姜の保管。
毎年種生姜を買っていては商売にならない。
冬の間、10℃以上を維持しなければならない。