カテゴリー別アーカイブ: 虫

ダマシ

小麦の収穫などで一週間以上駆除が出来なかったせいだと思うが、

テントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウ)の幼虫が大発生。

ジャガイモの葉っぱもかなりやられてしまった。

成虫だけのときよりも数が多いので、被害も大きい。

こいつらの増えるスピードは恐ろしく早くて、

いくら殺しても罪悪感は沸かない。

見つけ次第捕殺していてこんなに大量発生するということは、

何もしなければジャガイモの葉っぱはほとんど無くなっていたのではないか。

無農薬はこういうところが難しい。

来年は、もっと早く収穫出来るようにしないとジャガイモの栽培は厳しい。

今年はカラスにもホジられたりして、

グラウンドペチカには受難の年かな。

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抜けなくなった

甲州トウモロコシの種蒔きを実施。

そのときにトウモロコシに引っ掛かって身動きの取れない虫を発見。

前足で必死にもがくが、全く動けず。

さすが固さには定評のある甲州トウモロコシだ。

とてもユーモラスで可愛かったので、撮影後に種を割って逃してやった。

収穫物を食い荒らした害虫ではあるが、もう終わったことだ。

トウモロコシの栽培に最も大切なことは、カラス対策。

これをしっかりやらないと、全滅してしまう。

その次のポイントは、極端に痩せている土地ではやらないこと。

全然育たない。

意外なのは、アワノメイガの被害が全くないこと。

これは、黒モチトウモロコシにも共通。

商売としては大苦戦しているが、今年も蒔いてしまった。

未熟なときに収穫して食べるらしいが、タイミングがよく分からず。

完熟品は、固くて食べられず。

粉にする術もない。

一説によればディスプレイ用途があるらしいので、そちらを期待している。

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野人化

ここ天草では、東京埼玉などではあり得ないような出来事に出くわすことがある。

それは、主に野性の生き物に対する行為なのだが、

僕等はそういうとき、「○○さんって、野人だなぁ」、

と尊敬の念を込めて言う。

もちろん、本人の前では言わない。

一昨年、初めての天草の夏、アブは恐ろしかった。

バトミントンラケットで叩き落としてから、ガンガン踏んづけたもんだ。

踏んでいるうちに見えなくなって、探しているうちにブーンと飛んで再び来襲を受けることも珍しくなかった。

今年からはやり方を変えて、アブの羽を毟(むし)ることにした。

去年までは素手でアブに触るなんて不可能だったが、今年は平気だ。

なんとも思わない。

この方が省エネで確実に仕留めることが出来る。

飛べなくなったら、死んだも同然だ。

初めて地元の人が羽を毟るのを見たとき、「なんて野蛮なことをするんだっ」、

と思ったりしたが、あのときの自分はもういない。

たまにアブに刺されて激痛が走るが、今年は全く腫れない。

昨年までは、直径 5cm くらいの腫れが一週間くらいはひかなかったのだが、

免疫が付いたのだろうか。

ということで、自分達も確実に野人化していると感じるこの頃。

アブ

CANON PowerShot D20